大魔王とおいら〜依存症ですがなにか?〜

45歳 ギャンブル依存、風俗依存、多重債務からの脱却を誓いその軌跡や思いを綴る

おいらと大魔王

さて、前回、早々にスリップした話をしました。

 

それはそれは後悔しました。

「あれだけ行かないって誓ったのに」

 

次の日まで引きずりました。お客様と対峙している時はモードがキチンと切り替わるのですが(流石、プロだなと自画自賛)、そこから離れるとまた後悔の念が押し寄せます。考えて、考えて、考えて、考えて。。。あまりに考えすぎてお昼にはもう疲労困憊。変えられない過去を考え続けるのが馬鹿馬鹿しくなってしまいました。そうなると切り替えが早いのがおいら。

 

「また、行かなければいいだけだ。」

 

そう思った瞬間に頭がスッと軽くなるのがわかりました。

 

そしてまた、振り返りと自己分析です。

 

行動抑止だけでは、また同じことを繰り返すと思ったからです。

同じ過ちを繰り返さないために、もっと緻密な策を練らねばと思いました。

 

まずは前日のスリップも含め、パチンコ若しくは風俗に行ってしまった時のことを思い返してみます。

 

本当に不意に「行きたい」という感情が湧きます。その後、自分では抑止できない「衝動」が襲ってきます。その時点で「行きたい」から「行かなくちゃ」という使命感にも似た思考に変換されます。多分、一般の方には理解しづらいでしょうが、とてつもない行動力を持った「もう一人の自分」です。強い意志で、パチンコと風俗を辞めると誓ったことがまるで嘘のように思考が崩壊し、突っ走ってしまうのです。

 

おいらはこのもう一人の自分を客観的に見るため、

 

「大魔王」

 

と名付けました。

 

この大魔王、不意に現れるとは言っても現れるタイミングがあるのでは?と仮定し、どんな時に行こうと思ったかを振り返ります。

 

おいらが風俗に行きたいと思うのは主に、

①風俗、パチンコのなんらかの情報に触れた時

②お金に余裕がある時

③お金に対する不安がある時(パチンコ)

③仕事に行き詰まった時

④仕事の予定が空いた時

⑤疲れている時

⑥忙しい時

 

 

これらを回避する、もしくはこれらの状況に陥った時には「大魔王」が顔を出すかもしれないと注意を払えばリスクはかなり軽減できそうです。

 

①には既に対処済み。スマホ上の閲覧、検索履歴、ブックマーク、メルマガ等々(ほぼ風俗関連)全て削除。

パチンコに関しては、会社のパチンコ軍団の話の輪に加わらないことにします。

Twitter上のフォローしてる方のツイートに注意。行動抑止のためとは言え、あまりパチンコそのものへの内容のツイートはスルー。あまりに露骨、過激なものについては申し訳ありませんがスリープ若しくはフォローを切らせていただいております。どうぞご理解ください。

 

②、③は対極的ですのでなかなか難しいのですが、普段持ち歩く財布と月の小遣いを入れる財布とに分け、かつ借金返済中ではありますが、多少の貯金を始めることにしました。普段持ち歩く財布に入れる金額は毎日二千円と決め、長財布、預金は基本的に自分のお金でないという意識を持ちつつ、長財布と預金にはお金があるという心の余裕を持つ。

通常、ギャンブル依存の回復には余分なお金を持たないとされるが、お金がない不安が起因であるため、ちょっと矛盾したルールにしてみた。

 

その他の項目については出来るだけストレスを溜めない様にしつつ、睡眠や食事等体調管理を心がける。そのために、昼食はあまり切り詰めずしっかりと食べること。

 

これで予防線をはりつつ、回復に向けて進んでいける。。。はず。。。

 

まだ10日ほど。大きな衝動が起こらない平穏な日々が続いている。

 

因みにこの「大魔王」、今後ちょいちょいブログに登場してきますんで、どうぞお見知り置きを。