大魔王とおいら〜依存症ですがなにか?〜

45歳 ギャンブル依存、風俗依存、多重債務からの脱却を誓いその軌跡や思いを綴る

おいらの隠し事

おはようございます。はっしゅです。

世の中、「働き方改革」の名の下に、労働時間の短縮や福利厚生の見直しなどが積極的に行われています。

おいらの勤める会社もその波に乗り、色々な取り組みが行われています。

その一つが、20:00には全員退社。

その決まりが出来るまでは22、23時まで残業していることも珍しくありませんでした。

しかしおいらにとってはその新たな決まりが、パチンコと風俗通いに拍車を掛けてしまいました。

おいらがパチンコや風俗に興じていたのは大体、仕事帰りでした。勿論、奥様には内緒です。実際には残業も多い会社ではあるので、帰りが遅くなること自体は怪しまれてはいませんでした(多分。。。)。

それが働き方改革により、退社時間が早まった分、おいらの足は家ではなく、更にパチンコ、風俗へと向かうようになってしまいました。
奥様には働き方改革のことは内緒です。

仕事の肉体的、精神的負担を軽減し、私生活の充実を目的とするはずの働き方改革の筈が、自分を全く逆の方向へと導いてしまった訳です。

お陰で早めに「底打ち」して、今こうしていられるという都合のいい解釈もできなくはないですが。。。

今現在は、20:00前には退社して、まっすぐ家に帰り、共稼ぎの奥様と家事をこなす「普通の生活」を楽しんでおります。
たまに奥様より早く家に着くことがあるのですが、真っ暗な家に帰るというのはとても寂しいものです。

「奥様もきっと寂しかっただろうな。」

そんなことを考えながら、帰った奥様が少しでも楽なように必死で家事をこなします。心なしか会話も増え、奥様の機嫌も良いようです。

残業だと「嘘」をつき、パチンコ、風俗に行っていることを「隠し」。その後ろめたさも、帰宅しずらさに繋がっていたのかもしれません。願わくば、奥様寝ていてくれとすら思っていたほどです。

嘘をついたり、隠し事をしたりしなくて良い分、おいらの奥様への接し方が変わったのかもしれませんね。
(借金のことだけはなんとか墓場まで持っていきたいのですが。。。)

最近、奥様が何故か各地の「地酒」を買ってきてくれます。奥様はお酒を飲みませんが、おいらのために買って来てくれます。酒に合う肴も作ってくれます。まるで、これまでの隠し事をすべて分かっていて、やっと心入れ替えたおいらに「寛げる居場所」を作ってくれているようです。

もしかしたら、奥様はおいらのこれまでの行動を全て分かっているのかもしれないと思ってしまいます。

そういえば、まだパチンコ、風俗に興じていた当時、不思議なことがありました。
おいらの奥様は普段、あまりメールや電話をしてこない人です。それが何故か、パチンコや風俗に行っている時に限って
「今日はおそいですか?」
「まだかなぁ〜?」
などとメールが来るのです。何処かで見られているのでは?と思うほど絶妙なタイミングで。

それがたまたまなのか、「女の勘」なのか?
パチンコ、風俗へ行かなくなった今となっては確かめるすべもありませんが、今はただ、奥様のために生きていこうと本気で思う、おいらなのでした。



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